修行のような釜トンネルを抜けると・・・
そこは、まさしく別天地!
その先に目標があるって、やっぱり大事ですね~(*^o^*)
さて、まずは大正池まで工事用の除雪された道を歩きます。
ここまでは、いつものサロモンのトレッキングシューズです。
さすがに、冬用ではないので、厚手の靴下2枚履きです。
途中、雪が盛り上がっているところがあって、雪玉がゴロゴロしている。

ガイドさんは「これは、雪崩の後なんです。もう雪崩に遭ったらかなり危険な状態になります。雪崩に巻き込まれて45分を過ぎたらほぼ絶望ですね。ひとりで巻き込まれたら、春まで雪の中です」って、かなり厳しい話も・・・ 観光地のイメージの上高地ですけど、冬はまったく別の顔になるんですね。
さあ、大正池ホテルまで来たところで、

ここでスノーシュー登場!

ここまでは、こんな感じでリュックにくくりつけてきました。

履いた感じは、思ったより、軽い感じかな。この時までは・・・
さあ、ここからは道を逸れて、大正池の歩道を行きます。
当然、夏場のように歩道があるわけでなく、雪がすべてを覆い尽くし、かえって自由に雪原や樹林帯を歩くことができます。
大正池のほとりまで来ると、
穂高連峰が目の前にど~ん!

積雪の多い上高地・・・当然、あまり天候の良い日ばかりではありません。むしろ天気が良くて風のない日は珍しいほうかもしれません。
なんと、
本日は
晴天ナリ! 風もない!
しばし、見とれてください(*^o^*)


ちょっとペースを上げて、雪原をがしがし行きます!

前日に降った雪がパウダーで、本当に気持ちいいわ~~~


師匠もいいペース。楽しそう!

でも、ガイドさんもお仕事ですから、途中途中で止まって、上高地の歴史だったり、動植物のことだったり、いろいろな話を聞かせてくれます。

自分ひとりや友だち同士だと、ただ歩いて「きれいだね~」で終わってしまうけど、
やっぱり、ガイドさんがいると、歩くだけではなくて、本当に学ぶことが多い。今回のツアーは、天候も、メンバーも、ガイドさんも、本当に恵まれたなー
で、いろいろ話を聞いていたら、時間が押してしまって、
「急ぎましょう!」
てか、
ガイドさん(;´Д`)

ちょっと(;゜ロ゜)

速いんですけど・・・ペースが (ι゜ー゜))

昼食も、本当にかき込むようにとって、ゆっくりお茶を飲む時間もなく・・・

夏場は、人でごった返すこのあたりも静かなものです。

ここまで、歩いた人だけが、それに天候も恵まれた運のいい人だけが、
この景色を見ることができるのですね。

ああ、本当に来てよかった(*^▽^*)

ただね。ここまで約9Km。
最初は軽くて、雪の上をスイスイ歩ける感じだったけど・・・
雪が付いたりして、普通に歩くよりは負荷がかかり、だんだん足にくる(ι-д-)
てか、帰りも9Km歩くのか・・・往復18Km。。。 結構きついわ(;´Д`)
河童橋では、10分ぐらいの休憩で帰路につきます。
途中・・・
帝国ホテルが・・・

1泊ひとり4万ぐらいするそう・・・食事別で(;´Д`)
あたしには縁のない高級リゾートホテルでございます。
そして・・・
「あ、お猿さん!」

もう、目の前に普通にいる。
人を見て逃げたり、威嚇したりはしない。もう、彼らのテリトリーなんですね。冬場は食料がないので、木の皮や冬芽なんかを食べているそうです。
てか、気がつくと猿に囲まれているし(;゜ロ゜)


もう、帰りはほぼ無言でひたすら歩き、釜トンネルまで戻ってきて、
せっかくいい景色にいい空気を満喫したのに、また、暗闇で排ガス攻撃・・・
まあ、それを差し引いても有り余る魅力が冬の上高地にはありました。
さあ、トレッキングが終わって、温泉に入り疲れを癒やします。
今回は、師匠のクルマで来たので、運転はなし。
もちろん温泉の後は・・・
これ!

師匠はノンアルビールでのどを潤していました(笑)