秋といえば・・・
食欲の秋!(^^)! サンマがおいしい季節になりましたね~
やっぱり、スポーツの秋?
はい! ますます登山熱が高まっております。 ホントに心肺機能が高まって、血圧も下がり(上が105で下が60です)、体調よいです。
で、秋の夜長いといえば・・・ 読書でしょ。
みなさん、本は読まれますか? あたしは、出張の時は必ず2~3冊の本を持ち歩いて、移動の時やちょっとした空き時間に読んでます。
普段も寝る前なんかに1時間ぐらい読んでいます。
あたし、本屋が大好きで、本屋に入ると、新刊コーナーまわって、ビジネス書に文庫や新書の棚、雑誌コーナーと一通りぐるっと回って、最低でも1時間はいるかな。
欲しい本が決まっているときは、Amazonなんかが便利なんだけど、やっぱり本屋には本との出会いがあって、興味や関心を広げてくれるんだよね。
で、ぐるっと回って興味のありそうなタイトルやジャンルの本を5~6冊手にして、レジに向かうと、結構イイ金額になって焦ったりします(^_^;
(ちなみに、なんでか昔からマンガはあんまり読まないんだよね。バリ伝ぐらいかな)
情報を得るだけだったら、TVやインターネットでもいいんだけど、本、特に単行本は情報の質が違うというか、濃さが違うんだよね。
「ストック」と「フロー」という概念を用いるとわかりやすいんだけど、基本的にTVやインターネットの情報は流れっぱなしで情報の受け方も受動的なんだよね。速報性には優位だけど、右から左へと次々に情報が流れて消費されていく。
これがフロー。
ただ、インターネットにはアーカイブの機能もあるから、TVとはちょっと性質が違うかな。
で、本というとのは、蓄積された知の塊なんだよね。著者は様々な経験や考えを時間をかけて書き上げ、編集者が何度も読んでチェックして世に出される。小説などの物語にしてもノンフィクションにしても、その活字からその意味を咀嚼し理解し、様々に考えを巡らしながら読むことができるんで、能動的に自分の中に知識として蓄積されていくし、あとから振り返ることもできる。
これがストック。
本を読むこと(インプット)によって、知識がストックされ、それが多ければ多いほど、知恵となってアウトプット(アウトカム)できるんだよね。あたしゃそう思う。まあ、本は読んでいて損はないと思いますよ。
と、前置きが長くなりましたが、普段、ブルさんはどんな本を読んでいるかというと・・・
まあ、何でもって感じ(^^ゞ
ただ、そんなに難しい本は読んでいませんよ。
最近読んだ本(というか、買った本)を紹介しますとね。

これは、おもしろかったです。著者の専門である地政学を駆使して、100年後の世界がどうなっているかを大胆に予測するものです。もちろん誰も100年後のことを正確に予測することなんてできませんが、一方で歴史は繰り返すともいいますからね。人間のやることなんて今も昔もそんなに変わらないじゃないかと。で、本書の中では日本とトルコが同盟を組んでアメリカに戦争を仕掛けるなんて、ちょっとSFチックな予測も展開されてたりして、楽しめました。

渋沢栄一って、日本の近代資本主義の父といわれていること、社会事業(今の社会福祉)にも熱心に取り組み、東京養育院(東京都健康長寿医療センターの前身)の院長や中央慈善協会(全国社会福祉協議会の前身)の初代会長を務めた人・・・と学生のときに教わりましたが、そういやどんな人物だったのかまったく知らないな~って思って手に取った本です。
本書は、渋沢栄一本人の語りおろしの自叙伝で、幕末から明治にかけて、近代国家の礎を作った人だと、今更ながらに知りました。徳川慶喜、西郷隆盛に新撰組、伊藤博文、大久保利通、福沢諭吉に大隈重信といった数々の歴史上の人物との生のやりとりが描かれていて、人となりがよく出ています。そして明治維新後の政府って結構いい加減だったんだと知りました(笑)
『森のなかの海』(上)(下)宮本輝著 光文社

あたしの大好きな作家です。高校生の頃に『青が散る』を読んで大学生になったら・・・と想像し、在学中にもう一度読み返し、そして社会人になってさらに読み返したら、それぞれの自分の置かれている環境によって物語の受け取り方がまったく違うのです。それ以来のファンで、あたしの本棚には宮本輝がいっぱい(^_^;


↑ また、ごく一部です。
で、この本は、まだ読んでいません。2004年の初版なんで、今まで読み逃していたんですね。やっぱり本屋をぶらついてみるもんです。これからゆっくり楽しませてもらいます。
『TRAMPIN‘』Vol.20 地球丸

山の雑誌です。実はこの雑誌の付録に「コンパスワーク入門」という付録がついていて、それ目当てで買いました。登山にコンパスと地図は必須なんですが、コンパスの使い方がよくわからない(爆)。ただいま必死に勉強&実習中です・・・

他にも、最近読んでおすすめの本もあるのですが、長くなってきましたので、またの機会にでも。
ご要望があればの話ですが (^^ゞ