もしかして、これって、あれ?
ブルちゃん?
前回、ここで終わっておりましたが、実は… ここで終わるわけがございません。
この続きがあります。
早速、モデルや状態を確認すると…
2011年モデル 走行距離8400Km 車検26年7月
え、(;゜ロ゜) あのブルターレが目の前に
しかも、もしかして極上じゃないの。。。
もともと、MVアグスタは、イタリアのメーカーで、高級バイクとして知られている。
「バイク界の至宝」
「バイク界のフェラーリ」
とも比喩され、高級なパーツをふんだんに奢り、妥協のないバイクを作るメーカーである。お値段も300万円を超えるモデルさえあり、200万円ぐらいするのが普通…
と、このあたりは知識としては知っている。もちろん、ホンダやヤマハがGPに登場する前にタイトルを欲しいままにした伝説のメーカーということも…

まあ、それでも十分によいお値段ですが…(^_^;
しかし、単なる廉価版ではないところが、アグスタのすごいところ…
エンジンや足回り、コンピュータ制御などは、上級モデルと一緒。そのスペックは、前々回の記事を参照して欲しい。
そして、専用にマッピングされチューンされた920の評価は上級モデルに劣らず、すこぶるよい…とのことだ。
「店長~~~!」
「どうされました、Bullさま~」
「あら~ もう、お気づきになられましたか。さすがBullさま、お目が高い!3日前に入ってきたばかり、ざーまーす」
(実際の店長はこんなキャラじゃないけど… 記事をおもしろくするために犠牲になってもらうわ)
「それも、4気筒の方じゃない。それがこのお値段?」

(ちなみに、中古車少ないのか、この車種、検索してもあまりヒットしない。おおよその相場は100万越えと思われる)
「ハイ! この車両は中古車フェスタということで、特別お安く提供しております、で、ざーまーす」
「なんかあるの? ブルちゃんがこんな値段なんて」
「車両には、もちろん何の問題もございません、ざーまーす! まあ、内緒ですけどね。ぶっちゃけ、赤字覚悟の客寄せ用なんです… ホントですよ」
と、こうして全世界にブログで発信するBullさま(笑)
「ちょいっと、前に出してくれへん? 跨がってみたいんやけど」
「ハイハイ、どうぞ、どうぞ!」

いやね。
前に、KTMの990スーパーデュークに跨がったときにね…
あまりにシートが高すぎて足が届かず撃沈… ということがあったので、
ヨーロッパ車にはトラウマが ...ρ(。。、
しかし、ブルちゃんに跨がってみると、
しなやかに、マルゾッキのFフォークと、ザックスのリヤショックが「すーっ」と沈み込み
両足が着いて(つま先だけど…)
比較的タンクが短く、自然に手を伸ばしたところにハンドルがあり
適度に後退したステップの位置も絶妙ではないか。。。
ただ、シートはものすごく堅い。これは長時間はケツ痛くなりそう (>_<)…
しかし、全体を眺めると。。。 方持ちスイングアームに星形ホイールとトラス状のフレーム。国産にはない洗練されたデザイン。

シートの堅さなんてどうでもよくなるような…
「美し~~~い」さがある。
マフラーにちょっとへこみと、テールカウルにこすったような傷があるぐらいで、外観はほとんど問題なし。
「これ、エンジンかかるの?」
バッテリーがダメみたいだけど、何とかジャンプさせて
「キュユユユ~ クウォ~~~ン」としびれる音とともに、タコメータの針がものすごい速さで跳ねていく…
凄…(゜Д゜)
速攻で…
「店長~~~! これ、総額でいくらになるの~~~!」
「いま、オイルとオイルフィルター交換して、さらに、リアブレーキのフルードまで交換したおいらのZRXいくらで取ってくれるの~~~!」
「追い金、お幾らぐらいだったら、ご購入いただけます、ざーまーす?」
頭の中で、数字がぐるぐる回る…
ここは、あまり無茶な値段を言ってはいけない。が、不可能ではないギリギリのところを突かなければならない。。。
一体、おいらのZ雄はいくらなんだ…
(たぶん続く)